今回はウィルスに感染しているパソコンを修理して欲しいと言うことで、引き取りに伺いました。
パソコンを起動してみると、何か常駐しているようなメッセージが出てきたのでスタートアップを確認したら、案の定、ずらーっとウィルスっぽいのが並んでいたのでとりあえず外してみます。
再起動後に確認してみても外れていない典型的なウィルスでしたのでハードディスクを取り外してウィルスの検査を行いました。
まあ、出るわでるわ。(;^_^A
ウィルス隔離後、オンラインスキャンでもう一度確認して、HDDを装着してセーフモードで起動。
スタートアップをすべて外して再起動したら、すべて外れたままだったのでほっと一安心でした。
さて、ここからです。
XPだったし、以外と動きが軽いので安心していたらセキュリティのソフトは入っていない。XPもSP1のままだし、CPUもセレロン450MHzだし、メモリーも128MBしかない。裏のラベルを見たらWindows 95となっていました。
これではセキュリティのソフトもインストールできないし、おそらくアップデートしたら動かなくなる可能性もあるのでお客様にその旨をお伝えして了解をいただきました。
インターネットにさえ繋がなければエクセルやワードは使えるし、専用のソフトだけを使うのであればハード的な故障がなければもう少し使えそうです。
今年に入って同じハードディスクが相次いでお亡くなりになりましたので、覚え書きに記載しておきます。
メーカー :Seagate
ドライブモデル :ST3500320AS
バスタイプ :SATA
ファームウェア :SD15
容量 :500GB
購入年月 :2008年4月
データのバックアップ用に使用していたのですが、1台目は兆候に気がつかず、画像編集ソフトを使用中にエラーが出てアクセスできなくなりました。
マイコンピューターの管理でイベントビューアのシステムを確認したら、1月の4日からDISKの警告やエラーが出ていました。
早く確認していれば違うハードディスクにバックアップし直していたものを、後の祭りです。( ̄Д ̄;;
まさか思いましたが、全く同じハードディスクにもバックアップしていたので気をつけていたら、やっぱりイベントビューアにエラーが出ました。
データを移した後、エラーが修復できるかとスキャンディスクをしてみましたがフェーズ4で固まってしまい駄目でした。
「FromHDDtoSSD」で検査をしたら不良セクターだらけであきらめました。
追記
偶然目にとまった記事に同じ症状が書いてありました。
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/01/19/024/index.html
Seagate製は要注意です。
気がついていればファームウェアのアップデートで回避できたかもしれませんね。
ハードディスクドライブのエラーは皆さんも経験していると思いますが、エラーの原因はハードディスクだけではないのをご存じでしょうか。
パラレルケーブルを使う古いタイプのハードディスクはきちんと差し込んでしまえばそれほどケーブルの影響を受けませんでしたが、最近のシリアルATAのHDDになってから結構ケーブルの影響を受けるようになっています。
それは差し込むコネクターの部分が緩いタイプが多く、抜けやすくて取り扱い方によっては断線しやすいようです。
新しいHDDなのにとか他に心当たりがある場合、BIOSでHDDが認識しなくなったらケーブルを新しいものと交換して確認してみるのも良いかもしれません。
ただ、本当にHDDが壊れている場合、データの救出をしようと考えている方はあまり電気を通してしまうと復旧が困難になりますので専門家に任せた方が無難です。
ノートパソコンやハードディスクが1台だけのパソコンではあまり影響は受けないと思いますが、タワー型パソコンでいくつもHDDをつないでいる方は参考にしてください。
ほかにも、外付けのハードディスクを繋いでいる方もUSBコネクターを接続する場所によって認識しなかったり、外し方によってエラーを起こしたり、壊してしまう可能性もありますので十分注意が必要です。
ケーブルが不良の場合、そのまま残しておくとまた使う可能性があるので思い切って切ってしまいましょう。
今回、お客様の要望によりノートパソコンのハードディスクを大きなサイズに移行したいと言う要望でした。
リカバリーせずに、インストールされているソフトはもちろん、環境や設定をそのまま移す作業です。
市販の「HD革命/CopyDriv」などのソフトを使えば割と簡単に行えますが、けっこうスムーズには行かないところもあります。
まず、ハードディスクにエラーや不良セクターがあるとまず、無理です。スキャンディスクで修復できれば問題ないですが、あまりひどくならないうちでないと結局遅かったということになりかねません。
それと、セキュリティソフトなどの常駐ソフトもけっこう邪魔をします。必ず停止してから行ってください。Norton360 はサイレントモードにしたらうまくいきました。
無難なのは製品CDから起動して、丸ごとコピーすれば常駐ソフトの影響も受けないと思います。
「HD革命 BackUp」でDVDにバックアップを取る方法も試しましたが、メーカー製のパソコンには「EISA構成」なる隠し領域が結構あり、復元するときにその領域だけが復元されずに起動できないといったこともあるので十分注意が必要です。
ハードディスクの拡張をして復元する場合、失敗しても良いように、予備のハードディスクで試されることをお勧めします。(まあ、予備のHDDがあれば「HD革命/CopyDriv」を使った方が無難ですけどね)
写真のような「シリアルATA & IDE - USB 変換ケーブル」があると便利です。
RBB TODAY で紹介されていますが、Googleマップの表示がずいぶん変わって見やすくなっています。
Googleマップ、デザインを大幅リニューアル……日本向けに独自調整、字体やアイコンを変更 | RBB TODAY (ブロードバンド、ウェブのニュース)
http://www.rbbtoday.com/article/2010/11/11/71946.html
しかしながら、地図の正確性はあまり変わっていませんね。
実際の場所と違ったり、検索結果が違ったりした場合はGoogleマップのヘルプに記載されている方法で修正できるようです。
http://maps.google.com/support/bin/answer.py?hl=jp&answer=98014
ラベルの意味がわかりづらいかもしれません。
しかし、検索結果が間違っているといつまでたっても変わりませんので、報告した方が良いようです。
また、正確な場所はマイマップから作って一般公開した方が確かかもしれませんね。